Kindle Fire HDの標準ブラウザAmazon Silk。
AmazonクラウドEC2との連携で高速化しているそうだけど、Silk遅い、って声が多いみたい。
って事で、試しに速度測定を行ってみた。
信頼性を考えるとRadishで測定したい所だけど、Radishの測定はJavaアプレット必須なので、今回はBNRスピードテストの画像読込み版で計測してみた。
以下、Kindle Fire HDの標準ブラウザであるAmazon Silkと、Flashが動くって事で人気の高いDolphin Browserでの比較。(参考用にWindows PC(有線)も。)
結果のグラフを見る限り、Silkは接続先に関わらず速度が平均化されているんだけど、残念な事に、その殆どが速くなるどころか遅くなっている。
通信環境が整っていない国だとSilkの「Split Browser Architecture」が有効に働くんだろうけど、日本においてはAmazon EC2との連携が悪影響しか与えていないように見えますね。
測定結果で唯一速くなっているのは、他社と比べて元々の速度が異様に遅いBIGLOBEだけ。
他のプロバイダでは直接やり取りする方が遥かに速い模様。
今回の結果の平均データ転送速度を見る限りでは、Amazon SilkはDolphin Browserの半分程度の速度しか出ていない事になる。
私的にはAmazon Silkで本格的にブラウジングする事は無いので、そんなに気にする事でも無いんだけど、この結果を見るとAmazon Silkが遅い、って声にも納得ですね。
ちなみに以下、Radishで測定したPCの結果。
BNRスピードテストの画像読込み版での結果と併せて見てみると良いかも。
最大1Gbpsな隼だって事を考えると、速度的には決して速くない。(と言うより、かなり遅い。)
まぁ、普通に使ってる分には、これだけ出てれば十分すぎるくらいだけど。