[清掃レビュー] エアコンクリーニングを頼んでみた その1

この度、リビングに設置してあるエアコンのクリーニングを頼んでみました。

今回クリーニングをお願いしたのは「株式会社 プロコート」さん。
大阪は堺市の堺区に拠点を構えるハウスクリーニングの業者さんです。
非常に丁寧なお仕事をしていただきました。

以降、数回に渡り、業者の選定から清掃の様子をレビューしたいと思います。
エアコンクリーニングって必要なの?どういう業者さんに頼んだら良いの?という方の参考になれば幸いです。

黒い悪魔が降ってきた……

暑いと言うよりも蒸し暑いという感じが続いてた先頃、流石に無理って事でエアコン付け始めたのですが……
丁度その頃から、何か黒いゴミの塊が床に落ちているのが目につくようになりました。
153謎の黒いゴミ

なんじゃ、こりゃ?

最初はルミナスラックに使っているフェイクレザーシートが剥がれて落ちてきたのかと思っていたのですが……
先日、クーラー動かしたら上から落ちてきて、これの出処がエアコンである事が判明しました。

そこでgoogle先生に聞いてみた所、どうやらエアコン内部に溜まったホコリが空気の汚れやカビで黒くなった物が、エアコンを動かした際に剥がれて落ちてきている物らしい事が判明……駄目じゃん……

実はエアコンのお掃除機能がおかしくなってて、夜寝る前にエアコン停止すると自動のお掃除機能が動き始めるのですが、それが朝起きる頃に停止せずに延々と動いている事が頻繁に発生していて、この春先にエアコンの出張修理をして貰っていたのですが……
その際に工事の人がある程度バラして中見せてくれて、リビングに設置してあるから油とかも飛んできて、内部に油汚れが付着して、お掃除機能が掃除できずに油伸ばして擦ってるだけになるので、お掃除機能意味ないよ、って感じの話を受けた所だったんですね。

で、バラした部品を「掃除するんならどうぞ」って渡してくれて、多少は掃除してたのですが……
流石に奥の方までは手が出せないので、そのままになってましたが、まさか黒い塊が飛んでくるほどに汚れていたとは……

こうなったらエアコン掃除するしか無いですよね!

って事で、掃除の方法を色々と調べてみました。

自分で掃除すべきか、業者に頼むべきか……

エアコンのクリーニング、ざっと調べても安くても万単位です。
ふむふむ、安くあげようと思ったら自分で洗浄カバーと洗浄液買ってきてやれば良いのか……
と思ったのも束の間、よくよく見てみると、エアコンバラさずに見えてる範囲での清掃しか出来ない模様。
それって意味なくね?だって、その辺りの清掃で良いなら、先日修理業者さん来た時にやった範囲で綺麗になってる訳だし。

そして修理業者さんが手前の方だけバラしてるのを見てた範囲だけで考えても……
自分でバラして戻すとか無理。つか、バラすのは出来ても戻せんわ(^^;

と言う訳で、素直に業者さんに頼む事に。うん、餅は餅屋、お掃除のプロに任せるのが吉!

どんな業者に頼むべきなのか?

さて、エアコンクリーニングを業者さんに頼むとしても、どういう業者に頼めば良いのか……
google先生に聞いて、色々と業社さんのサイトでの説明を見ているうちに「ドレンパン」というものを綺麗にしないと駄目、って事が判りました。
ドレンパンって何?って感じなのですが……
エアコンのフィンの下に水受けみたいな部品があって、それがドレンパンと言うらしいです。
クーラー稼働させて空気を冷ました際に水分が発生するわけですが、それを受け止めているのがドレンパンのようです。
そして、そこは汚れが溜まりやすい場所らしく、ここを綺麗にしないと、いくら他の場所を綺麗にしても意味がない、という事のようです。

じゃぁ、清掃業者さんに頼めば、そのドレンパン綺麗にしてくれるんでしょ?って思うのが大間違いらしく、ドレンパンまで外して綺麗にしてくれる業社さんは限られているようです。
意外なことに、ドレンパンを外す技術が無い業社さんの方が多いらしいです。
もちろん、ドレンパンが外せない構造になっているメーカー・機種もあるらしいですが……

そういう外せない機種の場合、エアコン本体を完全に取り外して清掃を行う「取り外しクリーニング」という手法もあるそうですが、当然のことながら普通のクリーニングよりも割高になるようです。

また、取り外しした上で自社に持ち帰って清掃するタイプの業社さんもいるそうですが……
持ち帰り清掃になると日数がかかるようで、1週間程度はエアコン無しでの生活を強いられるようで……
もう7月も半ば、梅雨も終わり暑さ全開なこの時期にエアコン1週間も使えないとか無理(><)

そんな訳で「ドレンパンを取り外して清掃してくれる」「自宅出張で数時間で作業が終わる」という2つの条件を必須とした上で、評判の良い業者さんを探す事にしました。

プロコートさん、キミに決めた!

7月半ばでクーラー稼働率が上がっているこの時期にエアコンクリーニング探すとか、出遅れも出遅れ過ぎな訳ですが、黒いゴミの塊落ちてきて慌てて探してるんだから仕方がないったら仕方がない(^^;

google先生に訪ねつつ、生活系クチコミサイトで筆者の在住している堺市が出張エリアに入っている清掃業者さんを探してみました。
クチコミ見るときに大事なことは、良い評価よりも、悪い評価をしっかりと読むこと。
悪い評価を見て、その業社さんの何が悪いのかを把握するのが大事です。
まぁ、業社に限らず、製品レビューでも同じことですけどね。
不満の無い人は、そこまでしっかりレビューに書いたりしない場合が多いんですが、不満を感じた人はとことん書いてくれますから。
もちろん、単なる言いがかりみたいな物も少なくないので、そういうのを排除するためにも悪い評価はしっかりと読む。
例え100件中99件が良い評価でも、悪い評価の1件に真実があったりしますし。
とは言え、悪い評価が多いのは端から論外。基本的に評判の良い業者さんのクチコミで、低い評価の理由を確認します。
そんな中、クチコミの評判を見たり、公開されている作業手順を見たりして、いくつか候補を絞り、最終的に今回依頼したプロコートさんに決めました。
評判の良い業者さん上位クラスはどこも甲乙つけがたい感じだったので、最終的には堺市の業社さんって辺りで選んでいたり(w
viva!地元業者さん!

とりあえずエアコン本体のクリーニングを依頼、室外機は当日判断

月末の土日が空き枠があるようだったので、その辺りで希望日を伝えて予約依頼。
無事に月末土曜日の午前中の枠が取れました。

エアコン本体のクリーニングは必須ですが、室外機は状態が判らないので、予約時には頼まず、当日来て見て貰ってからの判断で良いですか?と確認を入れておきました。
また、作業時にエアコンの下に空間が必要とのことでしたが、筆者宅ではエアコンの下付近にルミナスラックでPC置き場を作っている上、ラックは奥と手前の2つを連結してあるので移動させるのが困難なため、移動させなくても作業が可能かどうか?についても確認を入れておきました。
001エアコン位置

問い合わせ後、直ぐに返事が来て、室外機のクリーニングを行うかどうかは当日確認してからでOK、メタルラックについても手前の上の荷物をどかしておけば大丈夫、とのことでした。

清掃当日……

そして迎えた清掃当日……
予定時間の朝9時頃にプロコートさんが来訪。
リビングに入って貰ってエアコン位置の確認およびメタルラックの状態を見て貰いました。
とりあえず前日手前側になるルミナスラックの荷物(ほぼPC関連)を移動させ、ほぼ荷物が無い状態にしておきました。
黒く見えている部分は棚板にフェイクレザーシートを被せている部分。
この状態まで荷物をどけておけば、万が一水が飛び散っても大丈夫だろう、と思って片付けてみました。
まぁ、作業終わった後からの結論で言うと、完全に杞憂で一番上においてたPCとスキャナーどければOKなくらいでした(^^;
002清掃準備

作業の邪魔になるので、事前にソファ等も、どかしておきました。
ブルーシートとブルシートの上の道具箱がプロコートさんの持ち込み分。
作業する場所にブルーシート敷いて汚さないように、ですね。
003清掃準備
角度を変えて見ると、こんな感じ。
道具箱には色々と作業道具が入っているようです。

004道具類

事前に洗い場としてお風呂場やベランダ等を、との事だったので、リビングから近いお風呂場を提供。
お風呂場の前にもブルーシート敷いてました。

005風呂場

これから、いよいよ清掃作業に入ります。

その2に続く

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