工事日当日。
朝一でやってきた「関西トリカエ隊楽天市場店」の工事人さん。
挨拶された後、これから工事に取り掛かります、と言うので、先にコンロを外して欲しい旨を伝えました。
コンロの周りって油が飛び散ったりで結構汚れています。
極力掃除はしましたが、コンロの下敷きになっているコンロの渕の下は汚れたままなので、先にコンロを外して貰って、その次に給湯器をやって貰い、給湯器をやって貰っている間に掃除をしようと思っていたのです。
その旨を伝えると「コンロ取り外した後に掃除しますから大丈夫ですよ。」との事。
あら、掃除してくれるんだ(^^;
新しいコンロに取り換えるんだから当然と言えば当然なのかもしれませんが……
工事人さん曰く、そういう申し出をする人に限って綺麗にしてあって、そうじゃない人の所は汚れも……との事。
そんな訳で先ずは給湯器から取り換える事に。
古い給湯器を外したところ。
外壁を塗り替えているので、給湯器の付いていた部分だけ色が違います。
新しい給湯器を取り付け。
実はこの時点ではネジ一本で給湯器が支えられています。
給湯器に水平器を取り付けて、給湯器が水平になるように調整します。
外していたパイプ類を新しい給湯器に接続していきます。
接続する位置が微妙に違っていてパイプを接続位置に誘導するのが大変そうでした。
ついでに取り換えて貰っている最中に雨がパラパラしだしたと思ったら、途中からどんどん雨脚が強くなってきました。
工事人さん曰く、この程度の雨ならそのままやっちゃいますよ、との事。
後ろで傘差し出しながら、かつ撮影しながら色々と雑談させていただきました。
新しい給湯器はエコジョーズって事で、エコジョーズ特有のドレン排水と言う物があるそうです。
ドレン排水って何?とか、ドレン排水って何で出るの?って辺りは「高効率ガス給湯器デファクト化研究会」というサイトで解説されているようです。
そして雨が本降りになってきたのと、一段落ついたと言う事もあって、ドレン排水管繋ぐ前に中の方を先にやりましょう、と。
工事人さん曰く、空の様子から少しすれば雨止むと思います、との事。
まぁ、天気予報でもそんな感じの事言ってましたしね。
宅内に移って、今度は風呂リモコンの取り換え。
カバーを外してネジを外して……
リモコン周辺のシーリングをカッターで切った後、隙間にリムーバーを入れて剥がします。
両面テープで固定されているので、壁面がツルツルの所は良いのだけど、でこぼこな壁に貼り付いている場合は剥がすのが大変なんだとか。
真ん中の穴から出ているのが給湯器をコントロールするための信号ケーブル。
古い風呂リモコンに繋がっているケーブルのコネクタを外し、穴の中に引き込まれないように軽く先を結んでおいて、周りに残っている粘着材を全て剥がしてから、新しい風呂リモコンを取り付けます。
リモコンと壁の隙間にシーリング材を塗って防水加工を施します。
指先で形を整えてマスキングを剥がして……後は乾くまで触らないでくださいね、との事。
お次は台所に移動して、台所リモコンの交換です。
こちらも基本的には風呂リモコンと同様。
カバーを外してネジを外して、古いリモコンを取り外します。
風呂リモコンと違うのは防水シーリングが無い事くらいですしね。
そして大物、ビルトインコンロ。
ぽっかりと空いたスペース。
ここにコンロが入ってました。
コンロスペースの渕の汚れている所にクリーナーを吹き付け暫く放置して汚れを浮かせます。
新しいコンロはコンロの中心部に持ち運ぶための取っ手が付いていました。
設置する工事人さんしか使わない取っ手。普段使う事はありません。
古いコンロはガス管の接続位置が手前だったのですが、新しいコンロは奥側になる模様。
ガス管の位置を調べています。
これで宅内の工事は完了。
外に戻ります。雨も上がった様子。
雨どいにドレン排水管を繋ぐための穴を開けます。
穴を開ける前に、一応穴を開けても良いか確認されます。
雨どいに流さない場合は、そのまま地面に垂れ流しになるそうで、給湯器使う度にドレン排水で地面が濡れる事になるそうです。
って事で、通常近くに雨どいがある場合は、そこに排水管繋いで雨どいにドレン排水を流すとの事。
雨どいに長さを調整したパイプを挿し込んで、パイプと雨どいの隙間部分を穴埋めします。
これで全ての工事が完了。
宅内に戻って、今度は取り換えた機器についての説明。
新しくなったのは良いけど、色々と操作が面倒そうなコンロ……
この後、コンロについて延長保証への加入を勧められました。
前のコンロと違って新しいコンロは色々と電子制御になっているので電気系統での故障が起きた際に修理代が大変だそうで。
ついでに電池の消費量も多いらしいです。
元々延長保証は入る気なくて、延長保証を購入していなかったのだけど、コンロだけ延長保証に入ることにしました。
追加で延長保証に入ったので、その分だけこの場で現金払い。
工事人さんと色々と会話しましたが、コンロの取り換え程度であれば一日に5件くらい回って工事するそうです。
勿論、現場同士の距離にもよる、との事ですが。
今日の工事は給湯器で1時間程度、リモコンが各15分程度、コンロが30分程度、全体で2時間半程度でした。
この時間は、あくまでもうちの場合での時間であって、現場の状況により増減はしますが一応目安として。
2014年2月8日追記。
追加工事の様子。
予定時刻よりかなり早めにやってきた「関西トリカエ隊楽天市場店」の工事人さん。
良く見ると工事課のリーダーさん、上役さんの登場です。
元々の予定では16時から18時くらいに、との事だったのですが、前の工事が早く終わって早く到着した模様。
ところが工事は夕方からだから、と余裕ぶっこいて買い物に出かけていた筆者たち。
買い物から帰宅する最中に自宅近くで向かいからトラックが来て、曲がり角で曲がったら後ろから自宅付近までずっと付いてきたので「もしや……」と思っていたら、やっぱり工事人さんの車だったり(^^;
際どいタイミングでした。
自宅で上の子が一人で留守番してて、早めに着くかも、との連絡は受けていたみたいだけど……
って事で、前の工事が早く終わって予定時刻よりも繰上げになる場合があるので気を付けましょう!
さて、工事の方はと言うと……
違い判りますか?
給湯器に繋がる水道管の部分に保温材が巻き付いているのと、ドレン排水用のパイプが塩ビ管に変わったのが違いになります。
前回の工事の写真をリーダーさんが見て、給湯器の工事にダメ出しをしたとの事ですが……
今回追加工事されたのは、どちらも「寒いとパイプが凍るかもしれない」と言う事に対しての安全策との事。
地域性を考えれば、凍ること自体が先ずあり得なさそうな感じです。
また水道管のむき身の部分に至っては、元々の給湯器の時からむき身なので、前回の工事で保温材巻き付けてなくても、そもそもそれがダメだとは思わないですよね。
リーダーさん曰く「元々巻いてなかったから巻かなくても良いと言う物ではない、出来る事はやるべきだ。」との事で、かなりポリシーを持ってお仕事されているようです。
ドレン排水管にしても同様で、金属製のパイプだと凍り付く可能性があるから、凍る事のない塩ビ管を使用すべき、との事のようでした。
正直前回の工事で完了してても全く問題ないのに、その仕上がりを担当者以外の人が別途チェックしてダメならきちんと追加工事を行う、と言うのは凄いですね。
素人目には前回の工事で問題ないように見えますが、それでも「関西トリカエ隊楽天市場店」さんの基準からすればダメな工事になってしまう訳です。
他の工事業者さんが工事をしたとして、ここまできっちりお仕事してくれるのでしょうかね?
さて、それでは工事の様子を。
先ずはドレン排水管を外し、むき身の水道管に保温材を巻き付け上からテープで固定。
そして前回に引き続き、今回も雨の中の作業(^^;
傘差しながら撮影してたから傘持ってる手が写りこんでるけど気にスンナ!
ドレン排水の塩ビ管を雨どいの穴(前回開けた穴。)に差した際の隙間をシーリングで穴埋め。
穴の周りにぐるっとシーリング剤を置いて、指先で綺麗に伸ばしてます。
今回はきちんと時間測ってないのですが、大体30分弱くらいの作業でした。
→ まとめ
ドレンダメですね
どこかで大気開放しないと
同業者の者です。
ガス屋さんのフォローをする訳じゃありませんが、こういったブログアップをする方は比較的クレーマーが多いのです。
主さんがそんな方だとは思いませんが、安い料金で1日に何件も工事を実施するわけですから、リスクのあるお客さんは避けるのが吉との判断だったのでしょう。
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