SoundPEATS TrueFree 左右完全分離型Bluetoothイヤホン

便利な世の中になりましたよねぇ……って何が?ってイヤホンですよ、イヤホン。
一昔前はイヤホンジャックに有線イヤホン刺して聴いていたのに、今やBluetooth接続の左右完全分離型が標準と言っても良いくらい身近な物になり、コードの煩わしさも無く、ケーブルノイズにも悩まされることなく快適に聴ける、なんて素敵な世界(w

勿論左右完全分離型Bluetoothイヤホンもピンキリある訳ですが……

と言う訳で、今回はSoundPEATSの TrueFree 左右完全分離型Bluetoothイヤホンのレビューです。


[Amazon] SoundPEATS TrueFree ワイヤレスイヤホン

先ずはパッケージ。
001パッケージ

そして内容物。
イヤホン本体に充電器を兼ねた収納ケース。(写真ではイヤホン本体は充電ケースに収まっています。)
交換用のイヤーピースがサイズ違いで3セット。(XS、S、M、Lの4サイズで、Mは本体に装着済み。)
充電用のUSBケーブルに取扱説明書、半透明なクイックスタートのシートに、水色のウェルカムカード。
002内容物

取説は7ヶ国分のマルチリンガル仕様で、日本語表記もちゃんとあります。
007取説

イヤホン本体と充電ケース。
003本体

見てお分かりの通り、充電ケースに蓋がありません。
でもイヤホン本体収納時は、磁石でキッチリ貼りついているのでケースを逆さにしても落ちたりはしません。
他社イヤホンでケースの作りが雑で蓋がパカパカになってキッチリ閉まらない物もあったりするので、蓋無しでもキッチリ収納できている こっちの方がある意味便利かもしれません。
とは言え、磁石でキッチリ貼りついているので、若干取り出し難いのも事実ですが……
まぁ、慣れたらどうってことは無いんですけどね。
004本体

イヤホン本体にはLRの記載があるので左右を間違うことも無いですね。
充電ケース底面にはモデル名や技適マークもあるのですが……角度的に見えないな……
005底面

角度を変えて……モデル名などの記載と共に、技適マークがあるのが見えます。
Amazonで販売している中華系の業者もピンキリで技適なしの商品をそのまま売っている所もありますが、SoundPEATSは技適等についても、きちんと処理してあるので安心して使えますね。
009技適

充電は一般的に普及しているMicro-B端子なので、手持ちの汎用ケーブルも使えます。
充電ケースに充電中は端子左右のLEDが光ってます。
006充電中

実際にイヤホンを装着してみた所。
イヤーピースもサイズ違いで4種類あるので耳に合わせやすいですね。
また、イヤホンの形状もオーソドックスな形なので、耳への収まり具合も良いですし、見た目的にも落ち着いた感じなのが良いですね。
008装着

実際にスマホに繋いで使用してみました。
010ペアリング

充電ケースからイヤホン本体を取り出すと自動的に左右ペアリングされます。
万が一左右のペアリングを解除してしまった場合は取説に記載の手順通りにやれば問題なく左右ペアリング出来ます。
(電源OFFの状態から長押しで電源ONするだけですので、とても簡単です。詳しくは取説を参照。)

ペアリングの際のデバイス名称は「SoundPEATS TrueFree R」になります。
Rが親機でLが子機になっているようです。

これで使用する準備が出来た訳ですが……いつも通り通勤経路での動作チェックを。
概ね以下の3パターンの場所での使用になります。
・幹線道路沿いの歩道(違法車両からの強電波の影響あり)
・JR車内(地上走行、駅のホームアナウンスからの影響あり)
・大阪メトロ車内(地下走行、一番周囲の影響を受けにくい)

先ず幹線道路沿いの歩道。
ここについては幹線道路を走行する車両から電波の影響を受けることがあります。
違法電波を出していたり、レーダー機器からの強電波がまき散らされているようで、左右ワイヤードのBluetoothイヤホンでも音が途切れる事があったりします。

TrueFreeを使用した結果は……音の途切れも無く快適に使用できました。
実際には途切れているのでしょうが、イヤホン側のキャッシュで瞬断に対応できているのではないかと思います。

次にJR車内。
こちらは地上走行で道路と交差する部分もあり、また特定の駅のホームアナウンスで瞬断が起きることがママあります。

TrueFreeを使用した結果は……こちらも音の途切れも無く快適に使用できました。
道路からの影響は兎も角、駅のホームアナウンスは毎回同じ場所で発生している事なので、たまたま瞬断されなかった、と言うのではなく、TrueFreeがそれらに対応できている、と言うことになります。

最後に大阪メトロの車内。
ここは地下走行になるため、一番周囲の影響を受けにくく、他のイヤホンでも影響が出る事は滅多にありません。

TrueFreeを使用した結果は……勿論、音の途切れも無く快適に使用できました。

全体的に音切れなく快適に使えた訳ですが、これはオーディオコーデックがAAC(Advanced Audio Coding)対応という点が大きく影響していると思われます。
011コーデック

Androidの場合、iPhoneと違って標準的なSBC(SubBand Codec)でも、概ね問題無く使用でき、先に述べたように強電波の影響を受けた場合のみ瞬断が発生する程度なのですが、AAC対応されていると、その瞬断すら回避出来るようになる感じですね。
012コーデック

逆に言うとSBCにしか対応していないBluetoothイヤホンの場合、iPhoneではまともに使えない可能性が高い、と言えます。
ですのでiPhoneの場合は購入しようとしているBluetoothイヤホンがAACに対応しているかどうかの確認は必須ですね。

勿論、Androidの場合でもスマホ本体がAACに対応していればAACの恩恵を受けられるAAC対応製品を選ぶ方が良いです。

AACよりも高音質なaptXと言うコーデックもありますが、Qualcommのチップが必要だったり、SBC/AACに比べて消費電力が高かったり、そもそも左右分離型だと親機から子機への転送時にaptXだと処理しきれない、等の理由で現状左右完全分離型BluetoothイヤホンでAptX搭載の物は無いらしいです。
なので、左右完全分離型Bluetoothイヤホンでは事実上AAC対応の製品が一番、と言う事になりますね。

なお、SoundPEATS TrueFree 左右完全分離型Bluetoothイヤホンですが……
このレビュー掲載時の2019年1月3日時点でAmazonでの販売価格は¥3,980-。
今や左右完全分離型のBluetoothイヤホンが¥5,000-どころか、¥4,000-切ってるんですね……

かなりお手頃な価格なので左右完全分離型のBluetoothイヤホンを試してみたい、と言う人でも手が出しやすいんじゃないでしょうか。
利便性重視かつ一定水準以上の音質で音楽を楽しめればOKと言う人にはピッタリな一品だと思います。


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