いよいよ楽天モバイルが第4のキャリア(MNO)として始動しましたね。
開始早々「Rakuten UN-LIMIT」がVer.2.0へと進化して、auローミングエリアのデータ容量が2GBから5GBへアップ、データ容量を使い切った後の速度制限が128kbpsから1Mbpsに大幅にアップ!って楽天モバイルさん頭おかしいんじゃね?(褒め言葉)
なお楽天エリアでの無制限利用については1日10GBの上限があるようです……って普通の人は一日に10GBも使わないですから(^^;
Rakuten UN-LIMIT(楽天モバイルSIM) |
さて、そんな常識を逸脱した大盤振る舞いな楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT、HUAWEI P20 lite でチャレンジしてみました。
HUAWEI機で正式に対応しているのは、P30 liteとnova lite 3。どちらもビルド番号が「C635」であること、という縛りがあります。
そう、P20 liteは対象外なんですね。でもビルド番号調べたら「C635」。
先行テスターの方たちの報告から、通話はダメだけど通信はOKとの情報もあったので、P20 lite使うことを前提にRakuten UN-LIMITに申し込んでいたのでした。
結論、楽天エリア内なら認証可能、楽天エリア外だと不可
結論先に書いておくと、楽天エリア内にいるかどうか次第、と言う事になるようです。
楽天エリア内なら問題なく「Rakuten Link」でのSMS認証まで可能。
楽天アリア外(auローミングエリア)だとデータ通信は可能だけど、電話番号割り振られないし、電話番号割り振られないので「Rakuten Link」でのSMS認証も不可。
結論出たけど、とりあえずいろいろ試した事も時系列的に書いておきます。
SIMがなかなか来ませんね……
去る2020年4月4日に「[楽天モバイル] 製品発送完了のお知らせ」というタイトルのメールが届き、ヤマト運輸でSIMが送付されるとの事で、その伝票番号も明記されていたのですが、ヤマト運輸で荷物追跡しても番号不明のまま刻一刻とサービス開始日となる2020年4月8日が近づいてきたのでした。
そして、前日4月7日の夜にようやくヤマト運輸からお届予定日4月8日で連絡が。
サービス開始日に届くように一括指定で出していたのでしょうが、未登録状態で放置されるとヤキモキしますね。
サービス開始となった4月8日の午前中にSIM到着。
SIMはマルチSIMになっていて、自分で端末のSIMサイズに合わせて切り取る方式。
赤い台紙が否応が上にも目立ってますね。
対応端末の HUAWEI nova lite 3
さて、先ずはHUAWEI nova lite 3で試してみます。
え?P20 liteじゃなかったのかよ!ってのは ご尤も。大丈夫、後でP20 liteでもやります。
と言うのも、結局2回線申し込んだんですよね、自分の分に加えて、嫁さんの分。
って事で、嫁さんの分を安全確実だろうnova lite 3で試して、対応端末ならどんな感じなのかを確認します。
nano SIMサイズに切り取って、SIMトレイに入れてスマホへセット。
SIM管理の画面確認してたら、あっと言う間に電話番号が割り振られました。
左から入れた直後、少ししてから、そして右端が電話番号が振られた状態。
APNは自動登録されていました。
楽天MNOのAPN。後ほどP20 liteに、これを見ながらAPN設定する事に……
ネットワーク接続も難なくブラウザ起動してサイト表示してみたら、あっさりと表示。
SIMと一緒に送られてきたスタートアップガイドに従い「Rakuten Link」と「my 楽天モバイル」をインストールします。
「Rakuten Link」でSMS認証完了させることが「【Rakuten UN-LIMITオンラインお申し込みキャンペーン】オンライン契約で3,000ポイントプレゼント」および「【Rakuten UN-LIMITお申し込みキャンペーン】事務手数料3,300円分ポイントプレゼント」の特典獲得条件になっているので、これが出来ないと一大事(w
それにしても「Rakuten Link」の権限要求多いですね……まぁ、アプリの素性を考えれば妥当な権限ばかりですが。
さて、いよいよ「Rakuten Link」によるSMS認証!って意気込んだものの肩透かし。
自動で電話番号入ってて送信ボタン押すだけで、あっさりと認証終わっちゃいました。
認証コードも自動で受け取って勝手に入力して完了した感じ。
対応端末ってこんなにも簡単に処理終わるのか……と後になって羨むことになるのだが……
もう一つのアプリ「my 楽天モバイル」。
こちらは最初に「位置情報提供協力のお願い」が表示されました。が、確認しないと先に進まないので……
権限はLinkに比べると微々たるもの。
楽天モバイルのユーザIDとパスワード入れると、契約情報が表示されました。
これまで楽天市場の買い物は筆者のアカウントで行っていて、今回楽天モバイルに申し込むために嫁さんのアカウントを新規作成したので、申込みの際に付与されたポイントだけが入っている状態です。
この段階では未だステータスが「準備中」で契約内容も表示されていませんでした。
さて、楽天モバイルがのMNO「Rakuten UN-LIMIT」に公式に対応製品としてリストアップされている HIAWEI nova lite 3 については、あっさりと「Rakuten Link」によるSMS認証も完了し、無事にクリア。
非対応端末の HUAWEI P20 lite
いよいよ問題の非対応製品な HUAWEI P20 lite でセットアップしていきたいと思います。
やる手順は nova lite 3 の時同様で、先ずは「Rakuten UN-LIMIT」のSIMをスマホ本体にセット。
RakutenのSIMである事までは認識したものの、電話番号が降りてこない。
APN見てみても一覧に何も無く真っ白。
仕方ないので nova lite 3 のAPN情報を参考に、楽天APNを設定。
後にネットの情報等から一部編集した上、imsのAPNも追加。
APNの設定は各所で出ているけど、メモとして書き残しておきます。
◆ Rakuten UN-LIMIT APN
名前:楽天(rakuten.jp)
APN:rakuten.jp
MCC:440
MNC:11
APNタイプ:default,supl,tether
APNプロトコル:IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
ベアラー:LTE
nova lite 3 の方ではAPNタイプが default,supl,dun になっていたけど、dunを入れると「携帯通信会社により、タイプdunのAPNの追加は許可されていません。」ってエラーが出て登録できないのでdunは消す。
dun自体はテザリングのための指定なんだけど、dunは使えないので代わりにtetherを指定するらしい。
※dunはAndroid8.1以降では手動では追加出来ないっぽい。業者側が初期値で登録してる分にはOKな感じ?
◆ Rakuten UN-LIMIT ims
名前:ims
APN:ims
MCC:440
MNC:11
APNタイプ:default,ims
APNプロトコル:IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
ベアラー:LTE
imsはAPNタイプにimsだけ指定すると、一覧から非表示になるらしい。
defaultを追加することで消えずに一覧に残る、と。
こちらはVoLTE用の設定らしい。
詳しいことは良く判らんけど、先人・人柱の皆様ありがとう、と。
これでAPN rakuten.jp を使うように設定すると、ネットの方は問題なく繋がるようになりました。
でも、相変わらず電話番号降りてこない。
とりあえず「Rakuten Link」によるSMS認証を試みるも、nova lite 3の時とは違い、電話番号が入っていない。
仕方ないのでmy楽天モバイルで自分の電話番号確認しながら手入力して送信。
パスコード入力画面になるも、そもそもSMSが届かない……orz
これ電話番号降りてこない限り無理じゃん……詰んだわ(^^;
って事で一旦諦めたのですが……
P20 lite をイレギュラーな手段でSMS認証させる
※この方法、別途対応端末持ってないと通用しないイレギュラーな手段です。
P20 lite ではSMSが届かないので認証不可、nova lite 3の方は問題なく認証済み。
では、p20 liteに挿してたSIMをnova lite 3に入れたら電話番号降ってくるんじゃね?
そう思っていた時期もありました……(遠い目……
差し替えてみたけど、一度P20 liteに挿したせいか電話番号降ってきません。
まっさらなSIMを挿した時は直ぐに電話番号降りてきたnova lite 3でも、別端末で失敗したのは無理みたい。
で、5chの「Rakuten UN-LIMIT」開通報告スレとか覗いてたら、認証可能な別端末にSIM挿した状態で、SIM無し端末の方で「Rakuten Link」起動してSMS認証の送信をすると、SIM挿した方の端末に認証コードが届くから、それを打ち込んで認証した上でSIMを差し戻せばOKとの情報が!
ただSIM差し替えると「Rakuten Link」がSIM交換を感知してアプリからログアウトした挙げ句に、再度認証を求められるんですよね……
ってのを nova lite 3 の方で体験してた訳だけど……
良く考えたら P20 lite の方は刺さってたSIM抜いて、そのSIMを戻すだけなのでSIM自体は交換してない、って事になる?
と言う訳で、半信半疑で試してみた。
SS撮るの忘れてたからSS無いけど、P20 liteの方からSMS認証送信送ったら、nova lite 3の方に認証コードが届いたよ!
そして、その認証コード入力したら無事に認証完了した(w
nova lite 3からSIM抜いて、P20 liteに差し戻して「Rakuten Link」起動してみたけどお咎めなし。
後はログアウトさえしなければ認証状態が維持できる、って事らしい。ヽ(=´▽`=)ノ
ちなみに nova lite 3 の方は、元のSIM入れ直したら、しっかりと怒られて再度認証求められました(^^;
まぁ、こっちはSMS届くから再認証になっても問題ないけどね。
「Rakuten Link」のアクティベーションは完了したものの、相変わらず P20 lite の方には電話番号降りてこない。
この状態で電話とか使えるのか?って思ったので、nova lite 3 と電話かけあってみた。
結果、電話の受信も発信も可能な事が確認できた。
楽天モバイル内部だけならOKとかだと困るので、docomoガラケーからSMS送信してみたけど、それも受信できたので一度SMS認証出来てしまえば、後は「Rakuten Link」が上手くやってくれるっぽい。
かなりイレギュラーケースなので、楽天エリア外で対応端末なしだと詰むこと請け合い。
まぁ、対応端末でも認証ダメな場合があるらしく、楽モバサポートに連絡入れたら、対応端末使ってる事&電話番号を確認された上で、それ用の認証コードを教えてくれて、認証出来たって話もあるらしい。
今回の HUAWEI P20 lite 、結局自身では認証まで辿り着けなかったわけだけど……
楽天エリア内だと電話番号も降りてきて、nova lite 3 同様にあっさり認証まで行けた、って報告がある。
さらに、エリア外で認証失敗した場合でも、エリア内で彷徨いてたら、いつの間にか電話番号降りてきて、その後なら認証まで行けたって報告もある。
なので、楽天エリアでなら P20 lite でも問題なく認証が可能らしい。
それなら、と楽天エリアに行って試したいのだけれど……コロナのせいで外出自粛要請出てるので暫くは無理(^^;
職場が楽天エリア内なんだけど、コロナが流行りだして外出自粛言われだした頃にテレワークの指示が出て、ずっとテレワーク対応になってるので職場に行く機会もないから、出勤にかこつけて試すことも出来ない(^^;
ま、コロナ落ち着いた頃に試してみますわ。とりあえず認証までは終わってるから一安心だし(w
正直、SIMに電話番号来てないだけで、ネットも電話もSMSも使えるから実用上は何も困らないしね。
後、いつの間にか「my 楽天モバイル」で契約情報見られるようになってた。
ローミング容量増えるのは4月22日かららしいので、今の所上限は2.0GB。
0SIMの代わりなので、正直ローミングでも容量持て余す感じ。
ただ0SIMとは違って通信速度は物凄く速かった(w
申し込み履歴とかも確認出来る。
ステータスが「アクティベーション完了」になってた。
右端のPDFの所の番号が実際の契約人数を反映したものだろう、ってのが巷の推測。筆者で8万番代半ば。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT、検討中の方は是非!
今日(4月9日)新規で申し込んだ人が20万番代でしたって報告があったので、未だ契約者数20万人程度っぽい。
一年無料300万名さまってことだけど、早期終了でもしない限り、まだまだ余裕がありそう。
ローミングでも上限5GBに増えましたし、使い切った後の低速状態でも1MBも出るので、ローミングエリアでも使い勝手が良くなってますね。それで1年間無料って!
Rakuten UN-LIMIT(楽天モバイルSIM) |