この度マウスコンピューターさんからHaswell&GeForce GTX搭載のノートPC、m-Book P シリーズ の中からMB-P900S-SH をお借りしましたのでレビューを行いたいと思います。
今回は「基礎編」。
先ずは今回デモ機をお借りしたm-Book P シリーズ 、MB-P900S-SH の基本スペックを。
とは言っても、詳細はMB-P900S-SHの販売ページ を参照する方が判りやすいかも。
- OS
- Windows 8 64ビット
- CPU
- インテル® Core™ i7-4700MQ プロセッサー
(4コア/2.40GHz/TB時最大3.40GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応) - グラフィックス
- NVIDIA® GeForce® GTX770M(3GB/NVIDIA® Optimus™テクノロジ対応)
- メモリ
- 16GB PC3-12800 (8GB×2/デュアルチャネル)
- mSATA SSD
- 128GB mSATA
- ハードディスク
- 500GB SerialATAII 5400rpm
- チップセット
- インテル® HM87 Express
- 光学ドライブ
- DVDスーパーマルチドライブ
- ディスプレイ
- 15.6型 フルHDノングレア液晶(NTSC比 95%カバー/ 1,920×1,080/ LEDバックライト)
- 無線
- IEEE 802.11 b/g/n ・ Bluetooth® V4.0 + LE 準拠モジュール
通常だと開封の儀、みたいな物もやったりはしますが、外箱がそのまま輸送に使用されているため、割愛します。
とりあえず、内容物だけ紹介。
本体にバッテリーパック、ACアダプタと電源ケーブル、サポートマニュアルにペラ紙2枚(Windows8の説明用紙と、Huluのキャンペーンちらし)。
サポートマニュアルはマウスコンピューターとして共通の物のようで、中を見ると説明はデスクトップになっていました。
基本読まなくても困らない物ですが、自称PC初心者系の人だと、自分はノートPC買ったのにサポートマニュアル開いたら中の説明がデスクトップで、と混乱の元かもしれません。
この辺りは機種別に、とは言わないまでも、せめてデスクトップとノートで其々用に用意すべきな気がします。
15.6インチモニタのノートPCなので、本体はかなり大きいです。
そして、かなり重い。
本体+バッテリーパック+ACアダプタ+電源ケーブル(要するに一式)で約3.4Kgありました。
まぁ、家の中で移動させるくらいのデスクノートなので、とりあえず可搬な重さならOKですね。
間違っても家の外に持ち出して、持ち歩くような代物ではありません。
アダプタとバッテリーパックを3DS LLと比較してみました。
まぁ、概ね似たような大きさです。って事で、かなり大きいのが判るかと思います。
厚みも似たようなものですね。
底面に開いている穴は全て吸気口のようです。
使用時には極力平らな場所へ置いて、これらの吸気口を塞がないように気を付けましょう。
ACアダプターと電源ケーブルの接続口は最近流行りらしいミッキー形状です。
デザイン的には本体天板にマウスコンピューターのロゴが入っているくらいで、後はシンプルな筐体になっています。
ゲームパソコンブランド「G-Tune」のNEXTGEAR-NOTE i780 だと、マウスコンピューターのロゴの代わりにG-Tuneのロゴが入る、って感じですね。
本体各方面の画像。(MB-P900S-SH のページより引用。)
キーボードに邪魔なテンキーが付いているのが残念ですね。
テンキー要らないので、標準フルキーボード配列からテンキー部だけ切り落とした、まともな形のテンキーレスにして欲しい所です。
幅的には問題なくテンキーレス配置出来る訳ですし、その方が打ち間違いも無く使い易くなると思います。
そもそもテンキーなんて、あっても使わないものですし。(偏見)
キー自体はアイソレーションタイプで打ちやすいですね。
ただ、前述のようにテンキーを配置しているせいで、カーソルキーがメインキーに割り込む形になっており、そのせいで右シフトキーが小さく押し込められてしまっており、それにより右シフトを押すつもりが上カーソルを押してしまい入力ミスが多発します。
後、使用頻度が高いHome/EndやPgUp/PgDnがカーソルキー+Fnになっているのも困りものですね。
とは言えキーボードについては、ノートPCな時点で諦めるしかない問題なので。
筆者が実際に使用する際には、ノートPCにキーボード(QFR)とマウスとモニタ繋いで使う予定なので、この辺りは軽く流しておきます。
とりあえず、極端な変態配列では無いので本体付属のキーボードでも一応は使えますし、打ち心地自体は悪くないです。
まぁ、一般的なノートPCのキーボード、と言う所でしょう。
端子類は、背面にモニタ出力と電源、右側に音関係とUSBが1つ、左側にコネクタ類が集中、と言う所ですね。
外部モニタに繋ぐの前提だと、右側は不使用な感じですね。
背面のHDMI出力でモニタに繋げば、音もモニタの方から出せますし。
後、そろそろ光学ドライブは廃止で良いんじゃないでしょうか。
OSもHDD(SSD)リカバリーですし、基本光学ドライブを使う必要性が無いので、必要に応じて外付け繋げば良いと思います。
そういう意味では、BTOの中にダミードライブが無いのが残念ですね。
尤も一般的には光学ドライブ無しを選んでダミードライブ選ぶ人の方が少数派なんでしょうけど。
それでは、電源をポチっとな……
初期設定を終えると、Windows 8のモダンUIが表示されます。
Windows 8.1になると、このモダンUIをすっ飛ばしてデスクトップに行けるようになるそうなので、一日も早くWindows 8.1搭載版が出ることを祈るばかりです。
まぁ、どう足掻こうがWidnows 8.1搭載PCの販売許可日が10月18日(日本時間の10月17日午後9時)からだそうなので……
モダンUIに色々とADアプリが登録されていますが……この辺りは諦めるしかないですね。
そもそもMicrosoft自体不要なアプリを大量に登録している、と言うか、モダンアプリ自体が不要……
私的にはデスクトップ以外を全部削除or非表示にする所から作業開始ですね。
画面の方も十分に綺麗ですね。
初期状態だと輝度が明るすぎるので、輝度を落とす方が良いと思いますが。
極端に上とか左右から覗き込まない限りは必要十分です。
極端に端から除くと白飛びしますが……そんな状態で使う方がおかしいので。
動作音については、動作検証編の方で記しますが、電源入れて驚いたのが、CPUに負荷かかってないと、かなり静かだと言う事。
思わず排気口付近に耳を近づけて確認してしまいました。
勿論負荷がかかればファンの回転が強まって大きい音がしますし、ゲームベンチやったらGPUファンも回って爆音と言われるのも納得って感じにはなりますが……詳細は動作検証編で。
と言う所で、動作検証編に続きます。