BABYMETALのアルバムが到着、と言う事で、さっそく外出時に聞けるようにmp3化したり。
変換形式がmp3なのはミュージックプレイヤーがmp3にしか対応していないから。
BABYMETALのアルバム予約した時点で、思わず携帯プレイヤーも新調しようかと思ったのですが……ろくなのが無い……
お手軽なのはiPodとかなんだろうけど、iTunes入れるとiPod使うのには不要な関連サービスを山のように入れられるので好きではないのですよね。
ハード的な物は兎も角、ソフト的に敬遠したい、と。
それ以外だとソニーのウォークマンか、品質無視して海外製のプレイヤーか、って事になるんだけど、ソニーも独自ソフトが必要な様子。
そして海外製のは品質的に色々と不都合がありそう、と言う事で、どれも問題あり。
どうしようかなぁ、と悩んでいたら、嫁さんが「今持ってるのじゃダメなん?」と。
今持っているミュージックプレイヤーはアイ・オー・データの至高にして失敗作なHyperHyde Exrouge。
もう10年くらい前に生産終了したmp3プレイヤーでMMCやSDカードに対応したカードスロットを装備。
電源は単4電池一本で公称だと約20時間(MMC使用時)と言う物で、マニアの間で大流行したのですが……
SDカード差し替えれば容量増やせるわ、電源が単4電池なのでバッテリ寿命なんてものも無く、ハード故障が起きない限り買い替えが行われない、と言うメーカー的には致命的な欠陥を抱える失敗作(ユーザー側からすれば褒め言葉)のため、後継機も発売されることなく生産中止へと。
余りにもユーザー目線で作られた製品だったため、ユーザー受けは非常に良かったのですが……メーカー的には買い替えが起きずに売り上げが伸びないとなれば製品の出来がいくら良かろうが……ですよね。
そんな訳で、筆者の所有するHyperHyde Exrougeも例によってUSBコネクタの蓋が紛失した以外は問題なく未だに現役でした。
が、そんなHyperHyde ExrougeもPCから楽曲を転送するには専用ソフトが必要で……と、ここで勘の良い人ならお判りでしょうが……
10年前に生産終了したプレイヤーに付属している専用ソフトなのですから、当然その当時のOS用です。
XPでは動作出来ていたのですが、7以降は64bit版OSと言う事で動作しません。
とは言えメインのデスクトップは兎も角、数年前まではノートPCのLaVieがXPだったのでそちらで使用していたのですが、そのLaVieも東芝のdynabookにリプレースされて数年。
dynabookは64bit版7がプレインストールのため、ハード的には問題無くてもソフト的にHyperHyde Exrougeが使えない状態になっていました。
なので、今回新しいミュージックプレイヤーを検討していたのですが……
ふと思い立って懐かしのExrouge Feverさんへアクセスしてみる事に。
未だ無事にサイトが残っていました。
そしてフリーソフトの項を確認すると……
ありました!残ってました!Javaで作られた有志による転送ソフトのExrouge Transfer。
とは言え、いくらJavaでもJava自体のバージョンにかなりの差があります。
まぁダメならダメでコードがJavaなので解析して手直しすれば何とかなるかも、と考えていましたが。
ダメ元で動かしてみた所……何と無事に起動!そして読み書きにも問題ありませんでした。
作者のたちろうさんに感謝ですね。
CDからmp3への変換に使用したのは、Windows標準のWindows Media Playerですが、Exrouge Transferに入れた所曲名などは文字化けを起こしました。
各曲のプロパティを開くと、元ファイルが何かは確認できたので、それを頼りに曲名を修正して、曲順をCDに合わせて……後は転送。
無事に認識して再生も出来ました。
使用したSDカードは1GBの物。
最近のプレイヤーからすれば容量が微々たるものに映るでしょうが……
どーせBABYMETALのアルバム曲聞くだけなので十分な容量です(w