レビューブログで日本エクスレディアさんの「X150N(LED電球)」のモニターに当選しましたので体験レビューを。
[ 日本エクスレディア株式会社のモニターに参加しています。 ]
白熱電球も生産終了になり、世の中どんどんLED電球へとシフトしています。
今回レビューするXLEDIA X150N は、今年(2015年)の3月に発売されたばかりの新製品との事。
何でも「省エネ法2017年度目標基準達成」との事で、白熱電球から置き換える事で消費電力の削減も大きく期待出来そうですね。
開封すると段ボールで固定された電球本体がお目見え。
白熱電球に比べると大きいですね。
大きいと言っても、電球型蛍光灯などに比べればコンパクトなようです。
X150N本体で一番目を引くのが、本体側面の放熱フィンですね。
LEDの寿命は長いと言われていますが、実際には寿命が長いのはコアの部分であるLED発光体だけで、それを制御している電子部品は熱に弱いんですね。
なので、使用時に発生する熱を如何に放熱できるかが電子部品の寿命を、ひいてはLED電球の寿命を延ばせるかに直結している訳です。
X150Nの本体を囲んでいる放熱フィン、考え抜かれた放熱設計の賜物なのでしょうね。
今回、このX150Nを我が家の玄関で使用してみたいと思います。
現在玄関で使用されている白熱電球は東芝の60W形でした。(品番不明)
その東芝の白熱電球とX150Nを比較してみたいと思います。
口金は共にE26。一般的な電球はこのサイズですね。
横に並べると大きさの違いが良く判ります。
重さは白熱電球が30gなのに対し、X150Nは何と177gでした。
ちなみに公式スペックは以下のとおり。
形名 | 全光束 | 定格電圧 | 消費電力 |
---|---|---|---|
X150N | 2400lm | 100V-277V | 20.7 W |
CCT | 設計寿命 | 質量 | 口金 |
昼白色 | 40,000 時間 | 165 g | E26 |
公式では165gになっていますが、実測では177gありました。
全光束が2,400ルーメンになっていますが、これは150W相当との事。
それでは実際に付け替えてみましょう。
白熱電球からX150Nに付け替え、点灯した途端「眩しっ!」……
思わず目がくらみました。
予想以上に、と言うか、とてつもなく明るいです。
それも直下だけスポット的に明るいのではなく、全体的に明るい。
60Wの白熱電球だと隅の方は暗くなっていますが、150W相当のX150Nは隅まで明るい。
今回白熱電球を置き換えた際に、シェードはそのまま流用していますので、白熱電球を前提に作られているシェードでは長さが足りていません。
そのため、ちょっと上方に視線をやると、シェードの下からX150Nが直接見えるため、2,400ルーメンもの明かりを直視してしまい目がくらんでしまう訳です。
ちゃんとした長さのシェードに入れてやれば、かなりの広さをカバー出来て良い感じになると思います。
と言うか、3畳程度の広さの場所に使うには勿体ないくらいの光量ですね。
完全に役不足でした。
モニター募集の際に「使用箇所例:廊下、トイレ、ダウンライト、スポットライト、ビル・マンション、スーパー、店舗、スタジオ、ジム・スポーツセンター、間接照明」なんて書かれていましたが……6畳間でも余裕で照らせそうな光量ですね。
色合いが昼白色と言うのも明るさに一役買っていると思いますが。
少し使用した後、X150Nを取り外して本体を触ってみました。
やけどする程熱い!と言う事はありませんが、それなりに温かくなっていました。
まぁ、同じ時間程度点灯していた白熱電球を触るのよりは穏やかな感じですが。
X150Nの外周を覆っている放熱用のフィンがしっかりと働いている証拠ですね。
さて、気になるお値段の方ですが……
Amazonでの実売価格で7,990円(2015年5月10日現在)でした。
[Amazon] X150N
他社製品と比較しようかと思ったのですが、そもそも他社製品で150W相当のLED電球自体が見当たりませんでした。
名の通っている大手の物と言う事で、東芝ライテックのLED電球を公式サイトで見てみましたが、そもそも最高でも100W相当1,520ルーメン、と言う事でX150Nの対抗に成り得る製品自体が無いようでした。
ちょっと高めのお値段に感じますが、そもそも大手でも対抗馬が作れないくらいの明るさを持ち、かつコンパクトに仕上がっている貴重な製品だと考えれば納得ですね。
ちなみに、Amazonでの実売比較で言うと、XLEDIAの50W相当<東芝ライテックの40W相当<XLEDIAの60W相当(安<高)と言う感じでした。
ですので、他社から対抗馬が出て来ても、XLEDIA製品以上のお値段になるかもしれませんね。
X150Nは使用する場所にもよりますが、広めの部屋や、明るさを重視する所に使うのであれば、十分魅力的な製品ではないかと思います。
室内灯としても十分使えるだけの明るさはありますので、見栄えのするシェードを用意すれば利用用途は大きく広がりそうですね。