音楽を聴く以外の用途でもイヤホンを利用することが多い訳ですが、音楽用のイヤホンだと周囲の音が聞こえにくかったりして利用用途に依っては困りますよね。
そういう用途だとイヤホンよりもヘッドセットの方が良い訳ですが……
と言うわけで、今回はQCYの片耳イヤホン(ヘッドセット) QY26 のレビューです。
先ずはパッケージ。ブランドロゴのみの潔さ。
内容物。イヤホン本体にサイズ違いのイヤーチップ、充電用のUSBケーブル、そして取説。
残念ながら取説に日本語表記はありません。
まぁ、中学レベルの英語読解力あれば意味は判るので無問題。
本体の上面に多機能スイッチが、下面に充電用のMicroUSBポートがあります。
どっちが上なのかは本体のQCYの文字見ればOK。
本体サイズはとても小さくて、公称値では25×18×28mmとの事。
と言うわけで実測。まぁ、どこからどこまで測ったサイズなのか判らないので微妙ですが……
本体のメインの部分、24mmくらい。たぶん25mmのところ。
厚みは20mmくらい。たぶん18mmのところ。
耳に入れる所までの長さ25mmくらい。たぶん28mmのところで図り方が若干違ってる。
測り方の問題もあるので微妙に誤差出てるけど、まぁ大体公称値かなぁ、という所。
実際に使用してみる
使用する前には先ず充電。
本体に刺さってるMicroUSBケーブルの先端部分見れば判るように、本当に小さい。
充電中は赤いランプが。
そして青いランプに変わったら充電完了。
充電が完了したので、実際に使ってみよう!と言うわけで、耳に装着してみた所。
ちょっと大きめの耳栓、って感じのサイズ。
スマホを用意してBluetooth機器検索。
イヤホン本体の多機能ボタンを5秒ほど長押しするとペアリング。
多機能ボタンは押す長さで機能が変化。
3秒で電源On、4秒で電源Off、5秒でペアリング。
勿論、長押しせずに普通に押すと音楽の再生と停止のトグル。
使ってみて驚いたのは、こんなに本体小さいのに音が綺麗って所。
さらには3mくらいならスマホ本体から離れても音が途切れたりとかも無し。
まぁ、距離に関しては周囲の状況にもよるので一概には言えませんが。
多機能ボタンによる操作に関しては、今何の操作をしたのか音と英語音声で教えてくれます。
例えば3秒長押しで電源Onにした場合、「Power On」の声がした数秒後に「Connected」の声が。
これで、イヤホンの電源入って、スマホに接続されました、って事が判る。
ちなみにAndroidの場合、2秒長押しでピッと音がしてGoogleの音声認識が起動するので、そのまま検索したいキーワードを喋ればOKです。
と言う所で、そうなんですよ、このイヤホンってばマイクの機能も付いてるんです。
なので片耳イヤホンと言いつつも、実際にはヘッドセットなんですね。
ヘッドセットと言うと声を拾うのにマイク部が口元に向かって伸びているイメージがありますが、このイヤホンは特にマイクらしきものも見当たらないのに、しっかりと音声拾ってくれるんですね。
最初使った時、スマホのマイクが声拾ってるんだと思ってたんですが、試しにスマホ本体から3mくらい離れた所に移動して、それから2秒押しで音声認識起動して、そのままキーワード呟いてみたんです。
んで、スマホの所に戻って確認してみたら、しっかりとGoogle検索されていた、と言う……いや、これは凄いわ。
余談だけど、Googleの言語認識も凄いですね。
「Google」が認識できたのは「まぁ、そうか」って感じだけど、「六花亭」とか「粉末焼きそばソース」とかも、しっかり認識されて一発変換されてた(w
もっとも「USJ」が「UFJ」って誤認されたりもあったけど(苦笑
片耳だけなので音楽聴くには向いてないんだけど、音楽用に使ってるイヤホンに負けないくらい音は綺麗。
なので、通話だとかの用途で使用した場合も音が聞き取りやすくて使いやすいと思いますよ。