皆さんスマホで音楽聴いてますか?
最近は有料・無料の音楽配信サービスも増えていますが……結局あれって形は違えどレンタルですよね。
なので気に入ったアーティストの曲は、やはりCDで手元に置いておきたいものです。
ただCDの場合自宅で聴く分は兎も角、外で聴くにはスマホ等に取り込まないと行けない訳ですが……
PCに取り込んでからスマホへ転送……って、ちょっと面倒ですよね。
そんな中PCを介さずに直接音楽聴いたり取り込んだり出来ると言うCDプレイヤーが登場しました!
それが今回レビューするロジテックのスマホCDプレーヤー for Android「LDRW-CDPLABK」です。
この記事はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が行うブログレビュー企画に参加して書いています。
本企画への参加及び記事掲載は無報酬ですが、商品の提供を受けています。また、この文章の掲載以外、メーカーから記事の内容に対する関与は受けていません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)
商品を見ていこう
先ずはパッケージ。とてもシンプルですね。
過剰包装とかでないのは良いことです :-)
そして内容物。CDプレイヤー本体にACアダプタ、USB給電用のケーブルにスマホ接続用のUSBケーブル、そして取説系3種。
背面のコネクタとケーブル。
USBの本体側形状はUSB2.0 Micro Bコネクタ(ミニUSB 5pinコネクタ)になっています。
CDトレイは一般的なノートPCと同じトレイローディング型。
今回使用するCD
LDRW-CDPLABKをスマホに繋ぐ前に今回使用するCDの紹介。
使うのは「BABYMETAL(来日記念限定盤)」(TFCC-86571)。
下の写真の右側の奴です。
日本のアーティストなのに来日記念って……(^^;
まぁ、活動拠点がブラックな大手広告代理店が牛耳る日本市場を除く全世界ですから、ほぼ外タレと同じようなもんですけどね……
未だ伝説街道爆進中で海外の大手アーティストにも愛されてますし。
左下側にも同じCDがあるように見えるのは気のせいです。
左下側のは初期アルバムの方。来日記念版の方はDVDの中身が違うので別物です。
えぇ、CDの中身は全く同じですけどねっ!
DVDのためだけに来日記念盤買ったんだよ……
METAL RESISTANCEの方はパッケージ以外同じなのでスルーですが……
リパッケージとか要らんので、ライブ映像のBDどんどん出してくれる方が……
スマホに繋いで使ってみよう!
さて、気を取り直してLDRW-CDPLABKをスマホに繋ぎます。
使用するスマホは SHARP AQUOS SH-M01。
LDRW-CDPLABKの対応端末は「Android 4.1以降でUSBホストを持つ機種に限る」なのです。
SHARP AQUOS SH-M01は対応表に記載されていますね。
何故か「その他」ではなく「SoftBank」の所にありますが……
スマホからCDプレイヤーを操作するには「Logitec CD Ripper」というアプリを使用します。
スマホにCDプレイヤーを接続してアプリを起動。
正常に使用できる場合はデバイス情報に値が表示されます。
ちなみにUSBホスト機能を持たないスマホの場合……
接続してもデバイス情報に値が表示されません。
CDから録音を選択するとCDDBにアクセスしてCDジャケットや楽曲名を自動取得して表示してくれます。
ちなみにアプリの通信をブロックしていたり、データ取得中にキャンセルしてしまうと不明なアーティストとして表示されてしまいます。
一度「不明な~」として登録されると再読込しても駄目で、結局アプリのデータを消した上でアプリをインストールし直してデータの取得をやり直すしかありませんでした。
エンコード品質では、エンコードの品質の他、どこに取り込んだデータが保存されるのか等の確認が行えます。
対応表に載っていない端末で試してみる
対応表に載ってない=使えない、訳ではありません。
推奨はされないでしょうが、基本的には先の使用条件を満たしている端末であれば使用可能な筈です。
今回は lenovoの YOGA TABLET 8 で試してみました。
なお、対応表に載っていない端末での使用は完全に自己責任であり、推奨するものではありません。
先ずは接続を。
デバイス自体は認識されているようです。
CDDBでの情報取得も開始されました。
程なくしてアルバム情報が表示されました。
表示されている内容も問題なしですね。
CDプレイヤーとして使用してみます。
とても判りやすいシンプルなインタフェースになっています。
スマホの操作に疎い嫁さんにも使用して貰いましたが、ここまでシンプルだと迷いようが無く使い易いそうです。
ただし画面は縦表示のみで端末を横に倒しても画面が回転することは無いようです。
この辺りは改善を希望したい所ですね。
自宅でCDプレイヤーを接続した状態で使用する場合は、手に持ったまま使うというより置いて使うでしょうから。
特に今回使用しているYOGAはスタンドモードで使用する場合、スピーカーが左右下部に位置するので画面表示が回転すればCD再生には便利そうなので。
CDの取込にはどのくらいかかる?
今回使用した「BABYMETAL(来日記念限定盤)」(TFCC-86571)は全部で13トラック、計55分33秒となっています。
これを実際に取り込むのに要した時間は……5分27秒。
エンコードは端末依存だと思われるので、端末次第で処理時間は変わってくると思われます。
ちなみに今回は標準設定のままでの利用です。
標準では通常音質が選択されていて、AAC-LC 160kbpsになっています。
保存形式はm4a。
スマホの中の音楽をCDに……
LDRW-CDPLABKではスマホに保存されている音楽をCDに焼くことも出来るようです。
が、スマホ内の音楽全てが使用できるわけではありません。
以下のフォルダには音楽ファイルが保存されています。
BABYMETALのフォルダにはLDRW-CDPLABKで取り込んだファイルが保存されています。
アプリで音楽CDの作成を選んでみた所……
追加する曲の選択にコブクロが表示されていません。
逆にドリカムはサブフォルダの中までチェックされているようです。
何でコブクロだけ表示されていないのか。
それは保存形式に問題があるようです。
コブクロのフォルダの中を確認すると、mp3形式のファイルが保存されています。
一方ドリカムはと言うと、flac形式のファイルが保存されていました。
LDRW-CDPLABKで取り込んだBABYMETALはm4a形式でしたね。
さて ここで もう一度エンコード設定を思い出してみましょう。
最高品質がflac形式、そしてそれより下はm4a形式でした。
ドリカムはLDRW-CDPLABKで取り込んで物ではありませんがflac形式でした。
対してコブクロはmp3形式。
恐らくLDRW-CDPLABKでCDを作成する場合に使用可能なのは、エンコード時と同じflacまたはm4aのみと言うことなのでしょう。
mp3のファイルをどうしても使用したい場合はm4aに変換しておくのが良いかもしれません。
PCでも使えるの?
LDRW-CDPLABKはPCに接続して外付けDVDドライブとして使用することも可能なようです。
ただしLDRW-CDPLABKにPC接続用のケーブルは付属していませんので、別途用意する必要があります。
ドライブ側がUSB2.0 Micro Bコネクタなので手元に持ち合わせてない人も多いと思います。
USB2.0 Micro Bコネクタは、ビデオカメラやデジカメ等で使用されている事もあるようなので、その辺りの付属ケーブルを確認してみると良いかもしれません。
うちではビデオカメラがUSB2.0 Micro Bコネクタでした。
さて、PCに接続してみると……DVDドライブとして認識されました。
特に問題なくCDやDVDが読み取れました。
とは言え、未だ未だPC自体にBD/DVDドライブ付いている事の方が多いですので、わざわざ繋いで使う機会も無いでしょうが、ドライブが壊れた等の場合に利用可能なのは良いですね。
[公式サイト] ロジテック スマホCDプレーヤー for Android「LDRW-CDPLABK」