この度「デル アンバサダー限定!XPS体験モニター」にて「DELL XPS 13 2-in-1 (7390)」をモニターさせていただく運びとなりました。
今回お借りしたDELL XPS 13 2-in-1 (7390)は13インチのモバイル用途向けのノートPC、なおかつ2-in-1タイプでタブレットPCとしても使用できるという代物です。
※ 体験レビューその2 からの続きです。
改めてスペックを見てみる
本来なら真っ先に出すだろ、ってスペック表。
New XPS 13 2-in-1 プラチナ(UHD+) | |
プロセッサー | 第10世代® Core™ i7-1065G7 プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 3.9 GHz まで可能) |
OS | Windows 10 Home (64ビット) 日本語 |
メモリー | 16GB 3733MHz LPDDR4x メモリー オンボード |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe x4 SSD オンボード |
ビデオカード | インテル® Iris Plus グラフィックス |
ディスプレイ | 13.4インチ 16:10 UHD+ WLED タッチ ディスプレイ (3840 x 2400) *プラチナシルバー & ブラック |
付属ソフト | Microsoft® Office Home & Business 2019(日本語) |
本体サイズ | 高さ:7mm~13mm、幅:296mm、奥行き:207mm |
重量 | 約 1.32 kg~ |
今回借用したのはXPS 13 2-in-1の中でも最上位クラス。
CPUがCore i7なのもだけど、ディスプレイがUHD+という高解像度なのが凄い。
注意点としては、メモリーとストレージに関してはオンボードの注意書きがある通り、換装が不可能だと思われるので、購入する場合はその辺りを良く考えて構成選ばないと後で泣きを見る羽目になること請け合い。
メモリーは8GB・16GB・32GB、ストレージは256GB SSD・512GB SDD・1TB HDD、での組み合わせになるけど、私的にはメモリ16GB、ストレージ512GB SSDでの構成を選ぶ事を推奨。
正直メモリーは8GBじゃ足りません。
Windowsを起動して、ちょっとした作業をするだけなら何とかなりますが……
開発環境を動かしたり、ゲームをプレイしたり、だと16GBは欲しい所です。
勿論32GBあれば非常に快適にはなりますが……そこはお財布とのご相談。
ストレージも256GBでは足りませんね。
システム領域だけでもそれなりに消費されますし、開発環境入れたり、ゲームクライアント入れたりしてると、あっと言う間に空き容量無くなっちゃいます。
とりあえず512GBあれば、ゲームクライアント入れまくるとかしなければ何とかなります。
容量だけ見れば1TBのHDDでしょうけど、こちらは読書の速度がネックになりますからね。
ストレージ512GBじゃ足りない分は、余り使わないデータ類を外付けHDDとかNASとかに退避する方向で。
重要なデータとかは多重バックアップしておくのが基本なので、どっちにしろ外部ストレージは必要ですしね。
メモリーとストレージで選択すると、プロセッサが有無を言わさずCore i7になっちゃいますね……
その上での最小構成だとディスプレイがFHD+の1900×1200のXPS 13 2-in-1プラチナ(ブラック)に。
ディスプレイをUHD+の3840×2400にしたければ、一つ上のXPS 13 2-in-1プラチナ(UHD+・ブラック)に。
UHD+の場合、Windowsのディスプレイ設定の拡大率が300%推奨になっているので、文字に関しては画面サイズ1280×800相当で表示されていることになります。
100%とかにしてしまうと文字が小さすぎて、とてもじゃないけど耐えられないですしね。
Iris Plusの実力は?
前回いろいろな使い方の中でオンラインゲームのプレイを一例に挙げましたが、じゃぁ実際どれくらいのものなのか。
とりあえず判りやすい形にするため、ゲームのベンチマークを取ってみました。
(C)2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C)SUGIYAMA KOBO(P)SUGIYAMA KOBO
標準品質で1920×1080のフルスクリーン。
XPSのIris Plusでのベンチマーク結果。スコアは7752で「とても快適」。
比較用にVostroのGeForce GTX 1060(6GB)。スコアは13595で「すごく快適」
スコアこそGeForceには遠く及ばないものの「Windows版ドラゴンクエストX ベンチマークソフト解説」を見る限り、上から2つめの快適度。
これだけの評価なら十分楽しめますね。
◆ ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
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LOGO ILLUSTRATION: © 2010, 2014, 2016, 2018 YOSHITAKA AMANO
ドラクエ出したんだから、もう一方のFFも、って事でFFベンチ。
標準品質(ノートPC)で1280×720(アスペクト比の関係でXPSのみ1280×800)のフルスクリーンモード。
XPSのIris Plusでのベンチマーク結果。スコアは5044で「とても快適」。
比較用にVostroのGeForce GTX 1060(6GB)。スコアは11029で「非常に快適」
FFではVostroの UHD Graphics 630 でもベンチマーク取れたので比較用に追加。スコアは4653で「快適」
こうしてみると、Iris PlusがCPU内蔵GPUの割には頑張ってるのが判りますね。
内蔵CPUも着実に進化してる感じですが、本格的に遊ぶにはまだまだ独立GPUが必要なのも事実。
(C)SEGA PHANTASY STAR ONLINE 2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
簡易描画設定1、1920×1080のフルスクリーンモード。
XPSのIris Plusでのベンチマーク結果。スコアは024959で「★★★」。
比較用にVostroのGeForce GTX 1060(6GB)。スコアは040230で「★★★」
PSO2の場合、元々要求低めな所に簡易設定1でベンチマーク取ったので、思いっきり快適仕様。
それ故にIris PlusとGeForce GTX 1060で倍近いスコア差が出てますね。
とは言え、実際に楽しくゲームをプレイするって意味では、快適に動くことが最重要なので。
クライアントソフト・インストール型の3Dゲームでも設定を低めにすれば十分遊べるのが判っただけでも僥倖ですね。
→ その4に続く……